れんげ荘 群ようこ著

悪口、妬み、嫉みが渦巻く会社。
ご近所ににみっともない、肩身が狭いが口癖の、いつも自分は悪くない母親。

キョウコはそんな環境から抜け出るため、
45歳で有名広告代理店を辞め、閑静な住宅地にある実家を出て、月10万の預金切り崩し生活を始める。
梅雨時期は、かびがはえ、ミミズ、ナメクジが出て、夏には蚊が襲来、冬には部屋に雪が降る、家賃3万のれんげ荘。

戸惑いながら、迷いながら、それでもvそれぞれ魅力的な周りの人達に支えられ、自分の居場所を築いていく。
流行のファッションや海外旅行いわゆる贅沢な生活を捨てた代わりに、鳥の声や草の匂いを知り、丁寧に入れたお茶を飲む贅沢を知った

生活のスリム化とは、何から何まで切り詰め、削ぎ落としていくだけではなく、花を飾る、美味しいお茶やコーヒーを味わうひと時をもつなど、だいじなのは自分を軸に据えた価値観をシンプルにすること。

とは言え、このれんげ荘で、読書と散歩の毎日をこのまま過ごせるのだろうか?

と思っていたら、れんげ荘第2弾が出ていた。
マユちゃん、サトコさん、クマガイさん、チユキさん、コナツさん、不動産屋のおじさん、母を除いた兄一家、みんなこんな私に親切にしてくれてありがとう。私って幸せ!
これぞ「これでいい」という感覚を持ちながら、48歳になった3年後もれんげ荘に住んでいた。

寿命が心配なれんげ荘、このままの生活を続けられるのだろうか?
また数年後のキョウコさんの生活を見てみたい。




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